2008年07月23日

歯[爪楊枝]

健康な歯をめざして爪楊枝





爪楊枝(つまようじ、妻楊枝)は、箸や串程には長くない先の尖った木材|木製の細い棒である。単に楊枝(ようじ)とも言う。英語では ''Tooth pick'' といい、合成樹脂など木以外の素材の製品も見られる。



概要


爪楊枝は、一般に長さ10cm未満程度の木の棒で、先端がある程度尖らせてある他、末端が滑り止めなどの凹凸になっていたり、何らかの飾りがみられるものもある。用途としては、歯の間に詰まった食べかすを取る道具としてよく用いられるが、食品に添えて口に運ぶための食器として用いられたり、あるいはばらけ易い料理を一まとめにする際にも使われる。世界各国に存在し、日本ではクロモジの木で作られたものが多かったため、黒文字ともいう。安価な木製では使用される木自体がやわらかいことや、合成樹脂製のものでも衛生の観点もあり、使い捨てにされることが多い。ただ、洗うなどして繰り返し使用することを前提にした高級品もあり、象牙や金で造られたものもある。日本では先端の反対側に装飾が施されている物が多い。装飾はこけしをモチーフにしており、日本製爪楊枝製造機の精度の高さをアピールするために付けられるようになったという説もあるが、この部分を折り取って箸#使用法|箸置きのようにして\xA1
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日本国外の爪楊枝


中華人民共和国では、木製の四角いものや、少し平たい形状のものも用いられているが、歯の間に入りにくいので、日本のもののような形状に変わりつつある。なお大韓民国(韓国)では、1992年より使い捨て製品が禁止されたことから、トウモロコシの澱粉を原料にした食用にも出来る爪楊枝が使用されている。これによって残飯に混ざっていても、取り除かずに飼料として使えるようになった。イタリアでは、両先の尖った「samurai」というネーミングの爪楊枝(日本製)がポピュラーである。



黒文字
和菓子を供するときに、菓子を切ったり口に運ぶため楊枝をつけることがある。この場合は一般的な丸型の爪楊枝ではなく、樹皮付きで角型の大振りな楊枝が用いられる事が多い。この楊枝\xA1
$O8=:_$K$*$$$F$b9uJ8;z$H8F$P$l$k!#$3$A$i$O9b5i46$r=P$90U?^$b$"$k$N$+!"0lK\$:$D;f@=$N>d$,$D$$$F$$$k$b$N$b$"$j!";HMQ$9$k:]$K>d$+$i0z$-H4$$$F;H$&!#7A>uE*$K$O=@$i$+$$OB2[;R$r2!$7@Z$k7A$G!"Bg8}$r3+$1$:$K0l8}$K<}$^$k$h$&@Z$jJ,$1$k$3$H$K$b;H$o$l$k$3$H$+$i!"@hCu$KGv$/$J$C$F$$$k>l9g$b$"$k!#



関連項目



  • 糸ようじ



    外部リンク



  • 広栄社つまようじ資料室


  • 河内長野市の産業について






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    2008年07月22日

    歯[口腔病理学]

    健康な歯をめざして口腔病理学





    口腔病理学(こうくうびょうりがく、Oral pathology)とは、顎口腔領域の病気の原因、発生機序の解明や病気の診断を確定するのを目的とする、歯学、病理学の一分野である。



    概要


    口腔病理学は、人体の中で「口腔」という特異な部位における病理を研究解明する学問であり、病院などでは主として口腔外科手術における術中病理診断や細胞診など、歯牙を含む口腔組織に関して診断を行う。口腔病理学は狭義においては歯牙とその歯周組織に関する「歯科病理学」と、唾液腺や口腔軟組織、ひいては顎顔面から鎖骨上組織に至るまでの広義の口腔病理学とがあるが、病理学としての位置づけは臨床病理学の各論的なものである。しかし、口腔は全身のあらゆる疾患に対するの初発症状を示す場合が多く、口腔病理学が病理学総論の学問体系の中において必要不可欠な分野である。日本においては、基礎歯学系として研究室が置かれていることが多いが、欧米では臨床歯学系として扱われている。



    主な疾患



  • エナメル上皮腫


  • 歯牙腫


  • 腺様歯原性腫瘍


  • 悪性エナメル上皮腫


  • 石灰化嚢胞性歯原性腫瘍


  • 歯原性粘液腫


  • 良性セメント芽細胞腫


  • 粘液停滞嚢胞 


  • 多形性腺腫


  • 白板症


  • 紅板症


  • 扁平苔癬


  • 毛舌


  • 口腔カンジダ症


  • 地図状舌


  • 腺リンパ腫(Warthin腫)


  • 腺様嚢胞癌 


  • 粘表皮癌


  • 低悪性度型粘表皮癌


  • 高悪性度粘表皮癌


  • 扁平上皮癌


  • 類皮嚢胞


  • 類表皮嚢胞 


  • フッ素症



    関連項目



  • 病理学


  • 歯学/医学


  • 解剖学/口腔解剖学/口腔細菌学/口腔外科学


  • 歯学部/医学部


  • 病理専門医/医師/歯科医師


  • 日本口腔病理学会/日本病理学会


  • 腫瘍/嚢胞/炎症



    外部リンク



  • 日本口腔病理学


  • 日本病理学会


  • 日本病理医協会








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    2008年07月21日

    歯[盲孔]

    健康な歯をめざして盲孔



    盲孔(もうこう、foramen caecum)とは、歯の退化形の一つ。上顎切歯(特に上顎側切歯)に存在することがある。舌側面窩において基底結節の内側で歯頸部に向けて伸びている孔で、両側性であることも多い。一般にう蝕の好発部位と言われている。盲孔が深い場合は重積歯として取り扱う。報告者によっても発生率は大きく異なるが、日本人の上顎側切歯では30%〜40%で発生していると見られる。



    関連項目



  • 歯/象牙質/セメント質/エナメル質/歯髄/歯根/成長線/骨


  • 歯周組織/歯肉/歯肉溝/歯槽骨


  • 齲蝕/歯周病


  • 歯学/歯科/細菌学(口腔細菌学)/解剖学(口腔解剖学)/病理学(口腔病理学)/医学


  • 歯科医師/医師/歯科衛生士/歯科技工士


  • 歯学部








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    2008年07月20日

    歯[スリープスプリント]

    健康な歯をめざしてスリープスプリント





    スリープスプリントとは、睡眠時無呼吸症候群の歯科的な治療器具である。睡眠時に着用して、下顎を前進させた状態を固定することにより、上気道の閉塞を防ぐ効果がある。口腔内装置、口腔内装具、マウスピースなどということがある。



    適用、不適用



  • 軽度の睡眠時無呼吸症候群に適用する。(重度の場合はCPAPを適用する。)


  • 残存歯が少ない場合は適用できない。


  • 口を完全に閉じた状態にするタイプの場合は、鼻腔の通りが悪い場合には適用できない。



    副作用



  • 歯や顎関節への違和感


  • 歯列への影響など

    スリープスプリントを十分に調整すれば、副作用はほとんど防止できる。)



    関連項目



  • 睡眠時無呼吸症候群






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    2008年07月19日

    歯[審美歯科学]

    健康な歯をめざして審美歯科学



    審美歯科学(しんびしかがく、Cosmetic dentistry)は歯学の一分野で、歯牙漂白法に代表されるような歯牙の審美的修復に関わる研究、分析、治療する学問。審美歯科学は他の臨床歯科学の技術を統合して審美性の追究を行なう新しい学問である。例えば、歯牙漂白法の手法の一つであるウォーキング・ブリーチ法は、古くから歯内療法学の技術として存在していた。



    SPA要素


    歯牙の形態において、審美的用件を個々人に対して適合させるために考慮された性別 (sex) 、性格 (personality) 、年齢 (age) の三要素の頭文字をとってSPA要素と呼ぶ。

    これらの要素は、歯冠偶角の形態や色調、加齢による咬耗の再現など多様な形態を再現する指標として用いられている。



    関連項目



  • 歯科矯正学


  • 歯科インプラント学


  • ラミネートベニア法


  • エステティックライン


  • Eライン


  • ブラック・トライアングル (歯科)?


  • 歯科用レーザー






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    2008年07月16日

    歯[歯]

    健康な歯をめざして



    (は、英語|英:tooth)とは、口腔内にある咀嚼するための第一番目の器官。人体でもっとも硬く、遺体ではその治療状況によって人物の特定の重要な手掛かりとなる。人工と区別する意味で天然と言うこともある。多くの種類の構造を持ち、それぞれが異なる目的を果たす。学では、牙(しが)と言う。また、それに似たものをということがある。例えば車、鋸など。の部位を示すために、の内側を舌側、口蓋臓
    &!"30B&$r?0B&!"KKB&!"@5Cf$K6a$$J}$r6a?4!"H?BPB&$r1s?4!">eC<$r@Z1o!"R{9gLL$H$$$&!#B?$/$N9bEyF0J*$,;}$D!#?M4V$OF}と永久の二組を持つが(二生性)、ネズミ目のように一組のが伸び続ける動物もいれば(一生性)、サメのように、二週間に一組ずつ新しいが作られていく動物もいる。化石化した哺乳類においてもっとも特徴的な部位であり、古生物学者達は化石の種類や関係を鑑別するのにしばしばを使う。

    は摂食の際の重要な構造であり、その形は餌のタイプと強く結びついている。



    動物一般における


    動物一般におけるは、口周辺、あるいは内部にある構造で、小さくて硬く、その表面に突き出ていて、その動物の摂食の際に役立つと考えられるものである。細長いものは棘などと言われ、として扱わない。無脊椎動物でと言われる部位を持つ例としては、多毛類、ヤムシ類などがある。また、顎を持つ動物では、その顎の硬化部分にギザギザした突起がある場合、これをという例もある。クモ類や昆虫などに例がある。その他、軟体動物では舌状の構造の上にが並ぶ舌を持っている。



    脊椎動物


    脊椎動物では、を持つものは数多い。我々のは顎の骨に強く固定されているが、両者の結びつきはそれほど古いことではない。このように強く結びついているのは、ほぼほ乳類の特徴である。サメ類においてはは何列にも並んでおり、欠けるとすぐさま次の列から補充される。これはほぼそのままに皮膚に繋がっており、鱗からが進化したことが伺える。このようなは皮膚に軽く埋もれているだけで、たやすく剥がれる。また、そのためにこのようなは噛む動作だけでは噛みつぶしたり切り裂いたりという用途には使いがたい。木の葉を持って餌に引っかかり、全身の運動で食いちぎるようにする、あるいは丸飲みにするのが普通である。一部の動物(鳥・カメ|亀など)では口の縁ぁ
    ,9E2=$7$FS\$r7A@.$7!"を失っている。は虫類の一部で根を持ち、よりしっかりと固定されたを見ることが出来るが、は虫類のは単一の形態しか持っていない。に多形を生じるのもほ乳類の特徴である。しかしながら、このような強固なを持つ代償として、ほ乳類の大部分のものは、永久を失うと再度が生えることがない。例外としてネズミ目やウサギ目は一組のが生涯伸び続ける。* 象牙は食物を掘り出し、戦うために使われる切!
    である。以下、原則として人間のについて述べる。





    構成


    }


  • エナメル質

    冠表面を覆うきわめて硬い物質(体の中で最も硬い組織)

    約96%が燐灰石|ヒドロキシアパタイトを主成分とする無機質、残りの4%が水と有機物


  • 象牙質

    の主体をなす硬組織

    約70%がヒドロキシアパタイトを主成分とする無機質、20%が有機物、10%が水からできている


  • セメント質

    根全面を覆う硬組織

    約60%がヒドロキシアパタイトを主成分とする無機質、25%が有機物、15%が水からできている


  • 髄腔

    の中央部に存在するの外形とほぼ一致している空洞

    髄に満たされており、神経や血管が存在するまた、肉、根膜、槽骨、セメント質を周組織という。



    発生


    詳細はの発生を参照。


    [ 蕾状期 ]


    胎生5〜6週頃に口腔の上皮が内部に肥厚することによって堤ができる。この堤の一部が間葉組織に向かい増殖して蕾と呼ばれる球状の結節を形成する。


    [ 帽状期 ]


    蕾が成長し帽子状になりエナメル器となる。(エナメル器が囲んでいる内部を乳頭といい、エナメル器・乳頭を取り囲む組織をあわせて小嚢という。)


    [ 鐘状期 ]


    エナメル器がさらに成長し陥凹が深く鐘状になる。エナメル器には外エナメル上皮・星状網・中間層・内エナメル上皮の4層がみとめられるようになる。


    [ 象牙質の形成 ]


    内エナメル上皮に隣接する乳頭の細胞が1層に並び象牙芽細胞に分化し象牙質を作っていく。


    [ エナメル質の形成 ]


    内エナメル上皮からエナメル芽細胞が分化し、切縁、咬頭の側からエナメル質を形成していく。


    [ 根の形成 ]


    エナメル器の辺縁部(内エナメル上皮・外エナメル上皮の移行部)の上皮からヘルトウィッヒ上皮鞘が形成される。ヘルトウィッヒ上皮鞘は根尖方向へと進み象牙質形成を促し、根を形成する。


    [ セメント質の形成 ]


    ある程度根の象牙質が作られた頃、ヘルトウィッヒ上皮鞘が分断される。その隙間から小嚢の細胞が移動しセメント芽細胞となりセメント質を形成していく。分断されたヘルトウィッヒ上皮鞘は小嚢から分化した周靱帯の中に残りマラッセの上皮遺残(残存上皮)となる。萌出時にはまだ根は未完成であり、これが完成するのは萌出後しばらく経過してからである。また、萌出時にはこのときにはすでにエナメル芽細胞は存在しないが、象牙芽細胞はかつて乳頭であった髄の中に存在し、象牙質を作り続けている。



    種類





    [ 乳 ]


    人間の子供の頃にあるは合わせて20本であり乳(脱落、第一生)と呼ぶ。前方から順に乳中切、乳側切、乳犬、第一乳臼、第二乳臼と呼ばれる。乳は生後6〜8ヶ月ごろより多くの場合は下顎の前から生えてくる。3歳頃には全て生えそろう事が多い。乳は永機
    Wと比べてエナメル質と象牙質の厚みが薄く柔らかい。全体的には小さく、青白や乳白色を示す。石灰化度が低いため、う蝕になりやすい。また、乳には骨髄や臍帯血に比べて高密度で幹細胞が含まれており、近親者へ移植できる可能性もあることから、骨などの再生医学|再生の実用化に向けた研究が進められている。*上顎

    上顎乳中切

    上顎乳側切

    上顎乳犬

    上顎第一乳臼

    上顎第二乳臼*下顎

    下顎乳中切

    下顎乳側切

    下顎乳犬

    下顎第一乳臼

    下顎第二乳臼


    [ 永久 ]


    6歳頃から永久が生え始める。人間の永久は大きく切、犬、小臼、大臼の4種類に分ける事が出来る。現代人のは上下合わせて28本。親知らずを含めると32本である。切は中切、側切の2種類上下計8本ある。犬は上下計4本。臼は計20本存此
    _$7!">.11(第1小臼、第2小臼)と大臼(第1大臼、第2大臼、第3大臼)に分けられる。乳の脱落後に生えてくる、中切〜第二小臼までを代生、第二生とよび、乳の存在しない大臼歯を加生\xA1
    と呼ぶ。まず、第1大臼(6歳臼とも呼ばれる)から生え始め、その後徐々に生え替わっていく。大体13歳頃には前から第2大臼までの28本が生えそろっている。第3大臼は生えてくるのが遅く、また、生えてこない事もあり「親知らず」(知/智)ともよばれる。*上顎

    上顎中切

    上顎側切

    上顎犬

    上顎第一小臼

    上顎第二小臼

    上顎第一大臼

    上顎第二大臼

    上顎第三大臼*下顎

    下顎中切

    下顎側切

    下顎犬

    下顎第一小臼

    下顎第二小臼

    下顎第一大臼

    下顎第二大臼

    下顎第三大臼永久はきちんとケアをすれば死ぬまで使うことができる。また、高齢者への調査で、が多く存続しているほど活動的である事がわかっている。



    の異常


    の異常としては以下の物が知られている。* 急性壊死性潰瘍性肉炎・周病


  • エナメル質形成不全症


  • 象牙質形成不全症


  • 高石灰化


  • 低石灰化


  • Deossification - Loss of bone tissue


  • シャベル型切


  • 盲孔





  • エナメル結節


  • 介在結節


  • カラベリー結節


  • 臼傍結節


  • 臼後結節


  • 中心結節


  • プロトスタイリッド


  • 瘻/内


  • Dens Envaginus


  • 過剰根


  • 台状根


  • 樋状根


  • 根管分岐


  • 根弯曲


  • 癒着


  • 癒合


  • 双生


  • (先天


  • 数の異常

    過剰

    欠損


  • の大きさの異常

    巨大

    矮小



    成長線


    成長線とは、肉眼または顕微鏡学的にの表面に見える線状痕である。主に、の形成の良し悪し(例えば石灰化)で線状になることが多い。また、の種類や年齢によりできる成長線も違う。*新産線

    新産線とは、の成長線の一つで、出生により、胎内の安定した環境から外部に出ることによる環境の変動のために、出生後に作られているの石灰化度が出生前の石灰化度より低下することによりつく。そのため、出生時に既にが作られ始めている乳及び第一大臼のみで確認できる。


  • エブネル線

    エブネル線とは象牙質にあらわれる最小単位の成長線である。


  • レチウス条*アンドレーゼン線*オウエンの外形線*ハンターシュレーゲル条

    ハンターシュレーゲル条(Hunter-Schureger band)とは、のエナメル質に現れる成長線のことである。研磨切片において、エナメル小柱に走行が規則的に研磨面に対して「直交」する状態と「平行」な状態とを繰り返す為に現れる模様である。エナメル質の内層1/2〜1/3に渡って伸びている。



    利用方法





    [ 人間 ]


    人間にとっての最も身近な利用方法は、食事である。食物を口中で細かく噛み砕いてから飲み下すことで、消化の助けを行う。また、そのままでは飲み込めない食物も細かく噛んで、喉の直径よりも小さくすることで摂取できるようになる。他の利用方法として、かつての人類は毛皮などをなめす際にはで噛んで柔らかくしていた。現在でも、伝統芸能などではこの方法で毛皮をなめす人が存在する。また、裁縫では糸を切るときに鋭い犬を用いたり、伸びた爪をかみ切る利用方法もある。ただし、爪を噛むのは文化によっては行儀が悪いとされることもある。また変わったところでは、はかなり堅く、さらに人間の顎の力もかなりのものであるため、腕力などが弱い女性に対しては護身術として「噛みつき」が奨励されることもある。


    [ 動物 ]


    道具を用いない動物、特に肉食動物にとって、は食事以外にも狩りのための重要な道具となる。鋭く発達したは食らいつくことで獲物を傷付け、時に失血死にさえ追いやることが可能である。サーベルタイガーなどの異常に発達したは、獲物を失血死させることを目的とした物である。牙と呼ばれるほどに発達したはオス|雄の強さの象徴ともなり、牙の大きさを強弱を決める指標とする種も珍しくない。また、護身の道具ともなりうる。例として、一部のシカ|鹿では角ではなく牙を発達させた種類が存在し、護身や雄同士の争いに利用している。ヘビ|蛇の仲間のうち、毒を持つものはで噛みつくことによって敵に毒を注入する。


    [ 人間による動物のの利用 ]


    かつての人類は、狩りで捕らえたマンモスなど大型動物のを槍や鏃、斧などに加工して利用していた。また、鋭いは加工しなくてもそのままナイフとして用いられるケースもあったようである。現在では、象牙などが工芸品に利用されているが、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)により取引が現在中止されている。



    関連項目



  • 永久/乳


  • セメント質/象牙質/エナメル質/髄/肉/肉溝/髄/槽骨/根/根膜/骨


  • 学/医学


  • う蝕/周病/抜


  • /総義/部分床義


  • 科/小児科/口腔外科/矯正科/審美科/補綴科/ブリッジ (科)/クラウン (科)


  • 解剖学/口腔解剖学/口腔細菌学/口腔病理学/科補綴学/保存修復学


  • 科医師/科衛生士/科技工士/専門医/日本科医師会/8020運動


  • 学部/医学部


  • 発声器官/音/茎音 (音声学)


  • その他: (単位)→写真植字機参照

    の妖精






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    2008年07月15日

    歯[8020運動]

    健康な歯をめざして8020運動





    8020運動(はちまるにいまるうんどう)とは、満年齢|満80歳で20本以上の歯を残そうとする運動のこと。厚生労働省や日本歯科医師会により推進されている。20本以上の歯を持つ高齢者はそれ未満の人に比べ、活動的で、寝たきりとなることも少ないなど多くの報告がされている。



    現状


    1999年に行われた第八回歯科疾患実態調査によると、80歳での残存歯数は約8本、20本以上の残存歯を持つ者は約15パーセント|%となっている。2005年に行われた第九回歯科疾患実態調査においては、80歳での残存歯数は約10本、80〜84歳で20本以上の残存歯を持つ者は21.1%と前回調査に比べ、さらに大幅に増加した。口腔衛生への関心の高まりを反映し、残存歯数、20本以上の残存歯を持つ者の割合共に増加してきてはいるが、まだ不十分な状態が続いている。



    経緯



  • 1985年

    愛知県豊田市で行われた調査にて、十本以上の歯の喪失で半分以上の人がもっとも硬い食品の一つとされていた古タクワンや酢蛸を食べることができないことが判明。80歳の喪失歯10本以下を目標にする事を提唱。


  • 1989年

    愛知県にて目標を残存歯20本以上とする、8020運動開始。

    成人歯科保健対策検討会の中間報告で8020運動が取り上げられる。これ以降この運動が全国に広まる。


  • 2000年

    21世紀における国民健康づくり運動にて、2010年までに20本以上の残存歯を持つ者を20%とする事を目標とする。

    8020推進財団設立。



    関連項目



  • 6024運動


  • 5525運動


  • う蝕


  • 歯周病


  • 咬合学


  • 8020探検隊(フジテレビジョン|フジテレビ系列全国ネットで2004年3月まで放送されていたテレビ番組)


  • 健康日本21



    外部リンク



  • 8020推進財団






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    2008年07月14日

    歯[歯科理工学]

    健康な歯をめざして歯科理工学



    歯科理工学(しかりこうがく、Dental materials and devices)は歯学の一分野であり、顎口腔領域で用いられる種々の材料について研究を行う学問である。近年、歯科材料の発展はめざましく、基礎歯学としての歯科理工学の重要性はさらに増してきている。歯科理工学の研究者には、歯学部出身者よりも工学部や理学部出身で金属や生体材料の研究を行っていた者の方が多い。



    関連項目



  • 歯科修復材料


  • 歯科補綴材料


  • 生体材料


  • 保存修復学


  • 歯科補綴学


  • 歯科金属アレルギー


  • 歯科器械



    外部リンク



  • 日本歯科理工学








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    2008年07月13日

    歯[歯周病専門医]

    健康な歯をめざして歯周病専門医



    歯周病専門医(ししゅうびょうせんもんい)とは、特定非営利活動法人日本歯周病学会が認定した歯周病(歯周病)を専門に取り扱う歯科医師のこと。



    概要


    現在、日本人の齲蝕感染率は低下しているが、歯周疾患は増加傾向にある。また、歯周疾患から糖尿病や肺炎などの全身疾患への影響も確認されており、今後、歯周疾患制圧は急務とされている。その中で、高度な専門知識と技術をもった歯科医師の養成および歯科公衆衛生の向上を図るために本制度が開始された。2003年6月末日現在、専門医数551名、指導医数135名で運用されており、他の専門歯科医師や基礎系医歯薬学研究者と共に日々制圧に尽力している。歯周病専門医の資格を得るためには、5年以上日本歯周病学会に所属し、規定の単位を取得および審査に合格することにより認定医資格が付与される。本資格は他の専門医資格と同様に更新性(5年毎)である。なお、歯周病専門医を専門的にアシスタントする専門歯科衛生士が日本歯周病学会認定歯科衛生士とされ制度化されている。



    関連学会



  • 日本歯周病学会


  • 日本臨床歯周病学会



    関連項目



  • 齲蝕/歯周病/感染症/伝染病/細菌叢調査


  • 歯/歯周組織/歯髄/舌/口腔/唾液/咽頭


  • 歯周治療学(歯周病態学)/口腔内科学


  • 日本歯周病学会認定歯科衛生士*歯学/歯科/医学/薬学/農学/生物学


  • 口腔診断学/保存修復学/歯内療法学/口腔外科学/小児歯科学


  • 免疫学/遺伝学/生化学(口腔生化学)/病理学(口腔病理学)/解剖学(口腔解剖学)


  • 微生物学(微生物)/細菌学(細菌)(口腔細菌学)/ウイルス学(ウイルス)/真菌学(真菌)/寄生虫学(寄生虫)*歯学部/医学部/薬学部/保健学部/理学部


  • 歯科医師/医師/薬剤師/歯科衛生士/歯科技工士/看護師/臨床検査技師


  • 専門医/認定医


  • 感染症専門医/インフェクションコントロールドクター/感染制御専門薬剤師/感染症対策看護師(感染症管理看護師)/感染制御認定臨床微生物検査技師/滅菌技士/医療環境管理士


  • 世界保健機関(WHO)/アメリカ疾患予防管理センター(CDC)/アメリカ陸軍伝染病医学研究所(USAMRIID)/アメリカ食品医薬品局(FDA)/イギリス疾患予防センター(Health Protection Agency)(CDSC)


  • 国立感染症研究所/国立保健医療科学院(旧国立公衆衛生院)/厚生労働省/保健所


  • 日本歯科医師会



    外部リンク



  • 日本歯周病学会


  • 日本臨床歯周病学会


  • 日本歯科保存学会


  • (財)口腔保健協会








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    2008年07月12日

    歯[ダイアグノデント]

    健康な歯をめざしてダイアグノデント





    ダイアグノデント(DIAGNOdent)は、カボ社(KaVo 本社:ドイツ)が開発したレーザーを用いた虫歯診断装置。齲蝕の進行状況を数値表示する。



    仕組み


    レーザーから発せられた特定波長のパルス光が、歯質に作用。変調した歯質を検知すると異なった波長の蛍光光刺激をする。この光はハンドピースを通ってシグナルに伝わり、ダイアグノデントのユニット内の電子システムによって波長を読みとる。



    プローブの形態


    ハンドピースに装着するプローブの形態は、裂溝や歯間部の検査にもちいる円錐型のプローブと、頬側・舌側部の検査に用いる幅広型のプローブの2種類がある



    利点



  • レントゲン、肉眼で発見できない初期のう蝕を発見できる


  • 探針などのハンドインスツルメントを用いた場合に起こるCOう蝕を破壊、悪化させる事がない


  • 探針などのハンドインスツルメントでは発見できないしずく形状の裂溝の底のう蝕も発見できる


  • う蝕の経過を数値的に追えるため、経過観察中のう蝕の進行度合いが把握でき、MIに役立つ。



    関連項目



  • う蝕


  • ヒールオゾン






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    2008年07月11日

    歯[日本歯周病学会認定歯科衛生士B]

    健康な歯をめざして日本歯周病学会認定歯科衛生士



    日本歯周病学会認定歯科衛生士(にほんししゅうびょうがっかいにんていしかえいせいし)とは、特定非営利活動法人日本歯周病学会が認定する歯科衛生士の専門資格である。



    概要


    日本における口腔領域の2大疾患は、う蝕と歯周病である。う蝕は国民公衆衛生の向上、歯学の発展により減少傾向にあるが、歯周疾患は増加の傾向にある。このような状況下において、厚生労働省は歯周疾患に関する専門医資格を定め、日本歯周病学会において歯周病専門医の認定を開始している。歯周疾患の治療は高度な専門知識を必要とし、その歯科医療をサポートする歯科衛生士もそれなりも専門知識と技術が必要であるため、平成17年より本資格が施行された。なお、5年毎の更新性資格である。



    資格


    ・既に歯科衛生士資格を有し、日本歯周病学会が定める要綱すべてに該当する者   

    ・通算5年以上の歯周病学に関する研修と臨床経験を有する者またはこれと同等以上の経験を有すると認められた者。

    ・日本歯周病学会が認定する研修に参加し、申請時に30単位以上を有する者。

    ・申請時に日本歯周病学会の会員である事。



    関連項目



  • 歯科衛生士/インプラント専門歯科衛生士/ホワイトニングコーディネーター


  • 歯科医師/歯周病専門医/感染症専門医/インフェクションコントロールドクター/専門医


  • 歯科技工士


  • 歯学(歯科)/口腔細菌学/保存修復学


  • う蝕/歯周病


  • 細菌叢調査/院内感染



    外部リンク



  • 日本歯周病学会ホームページ


  • (社)日本歯科衛生士会ホームページ






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    2008年07月10日

    歯[キシリトール]

    健康な歯をめざしてキシリトール





    キシリトール (xylitol) は化学式 C5H12O5 で表される、キシロースから化学合成|合成される糖アルコールの一種。天然の代用甘味料として知られ、最初はカバノキから発見されギリシア語 Ξυλον(Xylon、木)から命名された。北欧諸国で多用されている。旧厚生省は天然にも存在する添加物に分類している厚生省「表5 食品添加物の年齢別摂取量」マーケットバスケット方式による年齢層別食品添加物の一日摂取量の調査 (平成12年12月14日 厚生省) (日本食品化学研究振興財団)。冷涼感があり、後味の切れが早い。スクロースと同程度の甘みを持ち、カロリーが4割低い。分子量は152.15である。また、加熱による甘みの変化がないため、加工にも適している。



    医学適応


    ・ う蝕

    : キシリトールは口腔内の細菌による酸の産生がほとんどないことから非う蝕性甘味料として知られる。1976年にSheininらがフィンランドで行った実験をはじめとして、う蝕予防効果があることが証明されている。しかし、キシリトール配合のガムなどによってう蝕が治るということはないとされている。現在の所、キシリトールの再石灰化促進作用は証明されておらず、疑問視されているためである。現状では非う蝕原性であるが抗う蝕性であるとは言えない(ガムをかむことにより分泌される唾液による歯の再石灰化効果はあるものの、それはキシリトールとは関係がない)。

    ・ 糖尿病

    : キシリトールは上記の通り、スクロースに比べカロリーが4割低い。この他、スクロースより吸収速度が遅いため、血糖値の急上昇や、それに対するインシュリンの反応を引き起こさない。

    ・ 骨粗鬆症

    : キシリトールはまた、骨粗鬆症の治療に役立つ可能性が指摘されている。フィンランドの研究者グループは、研究のネズミで骨の弱体化が防がれ、骨密度が改善されたことを発見した。Mattila, P. T.; Svanberg, M. J.; Jamsa, T.; Knuuttila, M. L. (2002). "Improved bone biomechanical properties in xylitol-fed aged rats". Metabolism 51(1): 92–96. オンライン版アブストラクトMattila, P. T. (1999). "Dietary xylitol in the prevention of experimental osteoporosis: Beneficial effects on bone resorption, structure and biomechanics". Dissertation, Institute of Dentistry, University of Oulu. オンライン版

    ・ 急性中耳炎

    : キシリトールのガムが急性中耳炎を防ぐのに役立つことを示した研究報告もある。Uhari, M. et al. (1998). "A novel use of xylitol sugar in preventing acute otitis media". ''Pediatrics'' 102(4): 879–974.



    健康上の問題


    キシリトールは他の糖アルコールの大部分と同様、弱い下剤の働きをする。毒性は特に無いとされる。



    その他


    イヌに対してはインシュリン過剰分泌を引き起こし、肝障害や低血糖発作を引き起こすことが知られている厚生労働省行政情報 食品衛生調査会関係資料 別添1 キシリトールの指定について。獣医師による研究ではイヌが摂取した場合、多量のインシュリンを放出し肝臓|肝機能に影響がでるなど場合によっては生命に危険が及ぶとの報告もある。イヌ科の動物には、タマネギやニンニク同様に、キシリトール入りのお菓子を与えないこと。Eric K. Dunayer, MS, VMD; Sharon M. Gwaltney-Brant, DVM, PhD, DABVT. (2006).: "Acute hepatic failure and coagulopathy associated with xylitol ingestion in eight dogs": オンァ
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    キシリトールは犬に危険!?須崎動物病院編 ウシ、ヤギ、ウサギ、ヒヒについてもキシリトールの静脈投与により多量のインスリンが分泌されると報告されている。





    参考文献






    外部リンク



  • キシリトール - 「健康食品」の安全性・有効性情報 (国立健康・栄養研究所)


  • キシリトール基礎講座日本フィンランドむし歯予防研究会








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    2008年07月09日

    歯[口腔病理学]

    健康な歯をめざして口腔病理学





    口腔病理学(こうくうびょうりがく、Oral pathology)とは、顎口腔領域の病気の原因、発生機序の解明や病気の診断を確定するのを目的とする、歯学、病理学の一分野である。



    概要


    口腔病理学は、人体の中で「口腔」という特異な部位における病理を研究解明する学問であり、病院などでは主として口腔外科手術における術中病理診断や細胞診など、歯牙を含む口腔組織に関して診断を行う。口腔病理学は狭義においては歯牙とその歯周組織に関する「歯科病理学」と、唾液腺や口腔軟組織、ひいては顎顔面から鎖骨上組織に至るまでの広義の口腔病理学とがあるが、病理学としての位置づけは臨床病理学の各論的なものである。しかし、口腔は全身のあらゆる疾患に対するの初発症状を示す場合が多く、口腔病理学が病理学総論の学問体系の中において必要不可欠な分野である。



    主な疾患



  • エナメル上皮腫


  • 歯牙腫


  • 腺様歯原性腫瘍


  • 悪性エナメル上皮腫


  • 石灰化嚢胞性歯原性腫瘍


  • 歯原性粘液腫


  • 良性セメント芽細胞腫


  • 粘液停滞嚢胞 


  • 多形性腺腫


  • 白板症


  • 紅板症


  • 扁平苔癬


  • 毛舌


  • 口腔カンジダ症


  • 地図状舌


  • 腺リンパ腫(Warthin腫)


  • 腺様嚢胞癌 


  • 粘表皮癌


  • 低悪性度型粘表皮癌


  • 高悪性度粘表皮癌


  • 扁平上皮癌


  • 類皮嚢胞


  • 類表皮嚢胞 


  • フッ素症



    関連項目



  • 病理学


  • 歯学/医学


  • 解剖学/口腔解剖学/口腔細菌学/口腔外科学


  • 歯学部/医学部


  • 病理専門医/医師/歯科医師


  • 日本口腔病理学会/日本病理学会


  • 腫瘍/嚢胞/炎症



    外部リンク



  • 日本口腔病理学


  • 日本病理学会


  • 日本病理医協会






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    2008年07月08日

    歯[虫歯]

    健康な歯をめざして虫歯





    う蝕(うしょく、齲蝕とも)とは、口腔内の細菌が糖質から作った酸によって、歯質が脱灰されて起こる、歯の実質欠損のことである。一般にはむし歯、虫歯として知られる。歯周病と並び、歯科の二大疾患の一つである。う蝕になった歯は、う歯(齲歯、デンタルカリエス:Dental caries)と呼ぶ。う蝕は風邪と並び、どの世代でも抱える一般的な病気である。特に歯の萌出後の数年は石灰化度が低いためう蝕になりやすく、未成年に多く見られる。





    原因




    口腔内には多くの細菌が存在し、これを口腔常在菌という。口腔常在菌にはミュータンス菌|ミュータンス連鎖球菌を中心とするう蝕原因菌が存在する。う蝕原因菌、食物残渣、唾液は結合し、歯垢(プラーク)となって歯に結合する。歯垢の付着は、臼歯の咬合面の溝や、全ての歯の歯肉縁、歯科修復材料と歯の境において最も顕著である。う蝕原因菌は、食品の特に糖質から乳酸などの酸を産生する。歯垢の中に酸が大量に産生されると、口腔内のpH(水素イオン指数)が酸性に傾き、歯の表面のエナメル質を溶かしはじめる。これを脱灰と言う。唾液の作用によって数十分すると、今度はアルカリ性に戻り溶けた歯が補修される。これを再石灰化と呼ぶ。酸性に傾き、アルカリ性に戻る状態をグラフ上の曲線で表したものをステファンカーブと呼ぶ。糖質には砂糖やデンプンなど様々な種類がある。酸産生能は糖質の種類によって異なり、砂糖の主成分であるスクロースが最も高く、キシリトールは低い。こうした様々な条件によって歯が脱灰するが、脱灰の時間が長ければう蝕が進行していく。エナメル質が溶けはじめた最初期の段階では、エナメル質に抵抗性があることや 
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    症状


    う蝕がエナメル質に限局している間、一般にう蝕は無痛であり、象牙質に達することにより、象牙細管の露出をみて初めて歯痛を覚えることが多い。このときの痛みは象牙細管内の痛覚神経終末に対する直接刺激や、象牙細管内の組織液圧力変化による歯髄痛覚神経終末に対する刺激が起こることによるものと考えられている。

    う蝕が歯髄まで到達するまでの過程においては歯髄炎を併発することによる激しい自発痛が発生する場合がある。歯冠崩壊によりう蝕が歯髄まで到達すると髄腔内圧が下がるため、自発痛は一時的に消退する。歯髄腔が感染した状態を放置し続けると、歯質の崩壊は著しくなり、根尖まで細菌感染が至る結果となり、歯根膜炎を引き起こすことによる拍動感を伴った鈍痛が生じることがある。この後、根尖周囲に歯根嚢胞や歯根肉芽腫が生じることがあり、感染の程度によっては歯瘻が出来ることもある。やがて歯質の崩壊が進み、残根状態になると、人体の異物排除機転により自然脱落に至る。



    分類


    う蝕は、発生部位や病巣の形態、進行度等により分類される。


    [進行度による分類]


    C0、C1、C2、C3、C4という分類が知られる。



    画像:Cavities evolution 1 of 5 ArtLibre jnl.png|C0 歯質の不透明感や白斑、色素沈着が認められるが齲窩が確認できない画像:Cavities evolution 2 of 5 ArtLibre jnl.png|C1 エナメル質に進行したう蝕(エナメル質齲蝕)。対策次第でC0に戻る可能性もある。画像:Cavities evolution 3 of 5 ArtLibre jnl.png|C2 象牙質に達したう蝕(象牙質齲蝕)





    画像:Cavities evolution 4 of 5 ArtLibre jnl.png|C3 歯の神経である歯髄に達したう蝕画像:Cavities evolution 5 of 5 ArtLibre jnl.png|C3 歯髄の先が膿んだ病変の状態。根管治療が必要となる。

    画像:Noimage.gif|C4(画像なし) 歯冠部が崩壊し残根状態のう蝕




    [ 発生部位による分類 ]


    ・小窩裂溝齲蝕 :小窩裂溝部は清掃を行いにくく、食物残渣がたまりやすいため、多く見られる。

    ・平滑面齲蝕 :歯頸部や隣接面に見られる齲蝕。隣接面齲蝕はX線撮影で明らかになることが多い。

    ・歯肉縁下齲蝕 :歯周ポケットが深くなったところに発生。セメント質齲蝕から始まることが多い。

    ・根面齲蝕 :歯肉が退縮し、食物残渣がたまりやすい部分が露出することにより発生。高齢者に多い。


    [ 病理組織学的分類 ]



  • エナメル質齲蝕


  • 象牙質齲蝕


  • セメント質齲蝕


    [ 経過による分類 ]


    ・急性齲蝕 :急速に進行するう蝕で、若年者に多い。

    ・慢性齲蝕 :進行が遅いう蝕で、成人に多い。第二象牙質が多く形成される。


    [ 原発性か再発性かによる分類 ]


    ・一次齲蝕(原発性齲蝕) :正常な歯質表面に発生するう蝕

    ・二次齲蝕(再発性齲蝕) :治療において窩洞の形成が不十分であったり、修復物の変形や破折により発生した、歯質と修復物の間の間隙のために修復物の周囲で発生するう蝕のこと。


    [ 病巣の形態による分類 ]


    ・表面齲蝕 :表面で広がるう蝕。

    ・下掘れ齲蝕 :表層部よりも内部で広がっているう蝕。

    ・穿通性齲蝕 :細く深く進行しているう蝕。


    [ 進行度による分類 ]


    ・浅在性齲蝕 :表面で広がり広く浅いう蝕

    ・深在性齲蝕 :象牙質深部にまで達したう蝕



    発生状況


    う蝕の発生状況について厚生労働省が定期的に「歯科疾患実態調査」で報告を行っている平成11年歯科疾患実態調査の概要(厚生労働省) 平成17年歯科疾患実態調査結果について (厚生労働省)。日本の虫歯の有病率は、先進国の中で最低最悪である。



    治療




    軽度のう蝕であれば、自然治癒することもあるが、一定水準以上まで進行したう蝕により失われた歯の構造は再生しない。しかしながら、治療によりう蝕の進行を止め、歯を保存し、合併症を防ぐことができる。治療はまず、う蝕部位の歯質を切削し、その後歯科修復材料で形態を修復する。切削時に痛みが伴うと予測される場合は、局所麻酔を使用する。使用する歯科修復材料はう蝕の部位や患者の希望等によりコンポジットレジンや充填用セメント、インレー、アマルガムなどから決める。また審美的理由や耐久性といった理由からハイブリッドセラミックスといった健康保険制度が適用できない素材を用いることもある。ポーセレンやコンポジットレジンは天然歯と外観が似ているため、前歯に用いられることが多い。奥歯は咬合圧が強い等の理由により、インレー(つめもの)やアマルガムが使われることが多い。アマルガムは水銀の使用に対する問題により、日本では使用が減ってきているが、安価で機械的強さがあることから一般的に使われている国もある。う蝕が広範囲の場合、クラウン (歯科)|クラウンにすることが多い。これはう蝕部位を切削した後、残った歯に\xA1
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    リスクファクター


    う蝕を引き起こすリスクファクターとして、下記が知られる。;飲食:回数が多いほど高リスク。砂糖の摂取量が多いほど高リスク。

    ・口腔衛生状態 :プラークの量が多いほど高リスク。清掃などによって除去したり、フッ素を利用して予防する。

    ・う蝕原因菌の数 :口腔内に存在するう蝕原因菌の数が多いほどリスクは高い。

    ・唾液の量 :少ないほど高リスク。咀嚼によって唾液の分泌が促進される。シェーグレン症候群、副交感神経遮断剤服用、抗ヒスタミン剤服用などでは唾液が減少し、齲蝕が増加する。(詳細は、以降の予防の項目)



    乳歯に特徴的なう蝕


    う蝕には、乳幼児期の乳歯に特徴的なものがある。*哺乳瓶う蝕

    乳幼児の水分補給のために、清涼飲料水やスポーツドリンクを哺乳瓶に入れて飲ませることが習慣化した場合、上顎の乳前歯の唇側面が急速にう蝕となる。こうした飲料は低pHや多量の糖質を含んでいるためである。重症化した場合、唇側だけでなく全歯面がう蝕となる。このように哺乳瓶の使用によって発生するう蝕を哺乳瓶う蝕と呼ぶ。予防方法としては、哺乳瓶の使用中止、哺乳瓶の中身を変える、口腔ケアである。「熱」を出した場合などに水分補給が必要となり、また小児科医などから勧められるなどしたものが、そのまま習慣化してしまい哺乳瓶う蝕となる場合も少なくない。*母乳う蝕

    古くから母乳はう蝕を発生させると信じられてきた。たしかに、母乳で育った子どもにはう蝕が多いという統計もあり、母乳には7%の乳糖が含まれている。しかし、これが積極的にう蝕を誘発することはない。(実験室的にはう蝕が発生するが、臨床的にはほぼ無いとされる。)この母乳で育った子供にう蝕が多い理由としては、母乳というある程度好きな時間に与えることのできるものを、子供の要求するがままに与えるために、離乳期以降の不規則な食生活へと誘導し、う蝕を誘発しているとされる。*環状う蝕

    乳前歯部の歯冠や歯頸部が帯状に侵食されるう蝕を環状う蝕という。上記二つとは別の理由で発生するために区別される。口腔ケアの不徹底などが原因となる。



    予防
    口腔衛生状態を良好に保つことが齲蝕予防の第一である。このために自分でできるパーソナルケアとして、主に1日最低2回のブラッシングと最低1回のデンタルフロスなどによる歯間清掃がある。歯科で行うプロフェッショナルケアとして、数ヶ月ごとの定期的な歯科検診やPMTC(専門的機械的歯面清掃)がある。リスクの高い部位には年に1回X線写真を撮るのも良い。歯垢は細菌が集まって膜を形成したバイオフィルムだとも捉えられている。歯垢が熟成して細菌が密集した状態は、歯の表面に強固にくっつき殺菌剤も効きにくい。こうしたバイオフィルムの破壊にはPMTCが有効である。PMTCによってバイオフィルムを破壊した状態に対して、さらに3DSによって専門的に殺菌することができる。


    !
    [ ブラッシング ]



    う蝕の予防はブラッシングを基本とする。歯垢を取り除くことで、う蝕原因菌を少なくし、酸が作られることを防ぐ。2日以上経過した歯垢は、砂糖液により酸を作り出す時間が長くなるClarke NG, Fanning EA. "Plaque pH and calcium sucrose phosphate: a telemetric study" Aust Dent J 16(1), 1971 Feb, pp13-6. PMID 5279872。歯垢が固まり歯石となった場合はブラッシングではとれないため、歯科で除去してもらうことになる。ブラッシングは歯ブラシを基本とするが、歯と歯の間を磨くためにデンタルフロスや歯間ブラシ、爪楊枝を利用することができる。歯間などのすき間を水で洗い流す口腔洗浄器も用いられる。フッ化物や、殺菌効果のあるクロルヘキシジンなどが配合された歯磨き剤や洗口剤も有効である。ただし、口腔内の細菌はバランスを取って存在し、他の菌が入ることを防いでいるため、抗菌剤などの利用は口腔常在菌に悪影響を与え菌交代症などを引き起こす場合がある。東芝など大手企業の健康保険組合が職場に歯磨きセットを無料配布し、昼休み時にブラッシングを励行させることにより年間の医療費負担の低減に効果を挙げているな\xA1
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    [ フッ素 ]


    齲蝕予防にフッ素を用いる方法としては、

    ・水道水へのフッ化物添加(水道水フッ化物添加)

    ・フッ化物入りの水による洗口

    ・フッ化物の歯面への塗布

    ・フッ化物入り歯磨剤

    などがあるFluoride and different vehicles to provide fluoridefor Prevention or Control of Dental Caries (マルメ大学)。年に数回、高濃度のフッ化物を塗布するより、歯磨き剤や洗口で頻繁に少量のフッ化物を用いたほうが再石灰化が促進できる稲葉大輔、 小松久憲 『初期う蝕のマネージメント-う蝕を進行させないために』クインテッセンス出版、2004年8月。ISBN 978-4874178140。16頁。。フッ素に齲蝕予防効果がある理由として、試適濃度のフッ素が歯質を強化し、再石灰化を促進するためとされている。フッ素は、エナメル質のハイドロキシアパタイトの結晶に結合し、エナメル質の脱石灰化を減らし、う蝕への抵抗を強化する。

    ブラッシングに際しては、必ずフッ化物入り歯磨き剤を使用し、口すすぎの回数を2回以下にするなど、フッ素を口腔内に少し残す工夫をする。6歳未満の子どもに対しては、親が必ず監視し、ごく少量(直径5mm以下)の歯磨き剤を使用する。多くの歯科医師は、歯の継続的な管理(メインテナンス)に際して、フッ化物の歯面への塗布(健康保険適用)を行っている。日本では水道水へのフッ化物添加はほとんど行われていないが、学校においてフッ素洗口を行うところが増えており、虫歯の本数は減少している。


    [ CPP-ACP ]


    カゼインホスホペプチド・非結晶リン酸カルシウム複合体(CPP-ACP)は再石灰化を促進すると考えられている成分で、歯に塗るペーストやシュガーレスガムといった製品がある。


    [ キシリトール ]


    キシリトールによる歯の再石灰化作用は現段階では認められておらず、疑問視されている。ただし、上記の通り、酸産生能は低いため、スクロース等と異なり、う蝕の原因にはならない。''S.mutans''はキシリトール存在下ではそれを呼吸基質とするよう酵素誘導が行われる。その結果、菌が口腔内の粘液に留まりにくくなり、唾液によって洗い流されやすくなることで、う蝕の予防に役立つという説がある。


    [ シーラント ]


    シーラント(:en:dental sealant)は齲窩が出来るのを防ぐ方法のひとつである。臼歯の咬合面の小窩裂孔に薄い膜を作ることで、この膜で歯垢が蓄積することを防ぐ。通常、シーラントは臼歯の萌出直後の子供の歯に行うが、大人でもう蝕の予防に利益があるsealant A.D.A.。健康保険が適用になっている。ただし、現在の日本ではあまり用いられない予防法である。


    [ 探針 ]


    う蝕の進行度を調べるのに用いられるのが、探針(:en:dental explorer)である。しかし、探針がう蝕を拡大させる原因の一つであるとも考えられており虫歯を劇的に減らす方法を調査せよ(特命リサーチ) (日本テレビ放送網|日本テレビ)東京予防歯科研究会、2005年の厚生労働省のう蝕調査から、探針を用いず、もしくは先が球になっているものを用いて検診するように改められている。そのため、上記の分類では調査できないため、「Ci」と「Ch」という分類が用いられるようになった。


    [ 学校保健 ]


    子供のうちの罹患が多いこと、小学生のときに歯が乳歯から永久歯に生え変わることなどから、戦後に社会が安定した時代以降、今日に至るまでその予防は学校保健で重視された。保健の教材での記載、保健室でのポスターなどでの虫歯の進行や恐ろしさを啓蒙、歯磨の励行などである。ただし、近年では強制的な虫歯治療の励行などは控えられる傾向にある。



    予防(飲食)
    遊離糖類は、砂糖だけでなく単糖類、二糖類、はちみつ、果汁、シロップも該当する。世界保健機関(WHO)の2003年の報告では、砂糖の摂取量が少ない場合、虫歯の発生が少ない。同WHOの報告で、酢や炭酸、クエン酸やアスコルビン酸(ビタミンC)のような酸が多いソフトド\xA1
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    [ 飲食とう蝕 ]


    飲食の直後は、口腔内の細菌が糖分から酸を作り出して歯垢のpHが低下する。平常時は平均的にpH6.8だが、飲食によりpH4〜6に急低下し、その後ゆっくり1時間くらいの間に回復する米満正美、小林清吾、宮?秀夫、ほか 『新予防歯科学3版-上』 医歯薬出版、2003年11月。ISBN 978-4263455678。67頁。。これにより歯の脱灰が進む臨界pHを超えると歯のエナメル質が脱灰され溶けはじめる。臨界pHは、一般にpH5.5以下であるといわれているが、歯の石灰化度によっても変化する。たとえば、歯の石灰化度が永久歯よりも低い乳歯では、これより高いpHでも脱灰が進む。ステファンカーブというグラフで知られているが、砂糖水でうがいをした2〜3分後に、最もpH値が下がり酸性に傾く。これが唾液などの働きにより、アルカリ性のほうへpHが上昇していき、一定のpH以上となったときに逆に再石灰化するようになる。一般的には再石灰化まで数十分かかる。糖類の中でも、砂糖の主成分であるショ糖が最もう蝕のリ\xA1
    %9%/$r9b$a!"Neff D. "Acid production from different carbohydrate sources in human plaque in situ." Caries Res. 1(1), 1967, pp78-87. PMID 5228899.


    砂糖の濃度が0.025%のショ糖液15mlでも口腔内のpHを5.7にまで下げるペル アクセルソン 『う蝕の診断とリスク予測:実践編』 クインテッセンス出版、2003年6月。71頁。ISBN 978-4874177709。。2.5〜5%の濃度では、pHを4.2〜4.5まで下げる。10%の濃度まで口腔内のpHを低下させていくが、10%以上の濃度では変化がない。穀物に多いデンプンは、pH5.5〜6.0程度にしか下げないペル アクセルソン 『う蝕の診断とリスク予測:実践編』 クインテッセンス出版、2003年6月。91頁。ISBN 978-4874177709。。デンプンに砂糖が混ざった食品は、デンプンだけの場合よりう蝕のリスクが高い。また、代替甘味料には様々な種類があるが、キシリトールやアスパルテームなど臨界pHまで下げない糖類がある。堅いチーズは口腔内をアルカリ性に傾けるJensen ME, Wefel JS. "Effects of processed cheese on human plaque pH and demineralization and remineralization" Am J Dent 3(5), 1990 Oct, pp217-23. PMID 2076251Kashket S, DePaola DP. "Cheese consumption and the development and progression of dental caries" Nutr Rev. 60(4), 2002 Apr, pp97-103. PMID 12002685。シュガーレスガムを噛むことによって、唾液の分泌を高めることが可能である『唾液-歯と口腔の健康』 医歯薬出版、1998年1月。ISBN 978-4263453889。104頁。 。シュガーレスガムによって再石灰化の促進が観察されているEdgar WM. "Sugar substitutes, chewing gum and dental caries-a review" ''Br Dent J'' 184(1), 1998 Jan 10, pp29-32. PMID 9479811.。食後にフッ化物が含有されたシュガーレスガムを噛むことで、フッ素の効果と唾液量が増すことも加えてう蝕の進行が予防できる。殺菌効果のあるクロルヘキシジンが含有されたシュガーレスガムもう蝕のリスクを低下させるペル アクセルソン 『う拭
    *$N?GCG$H%j%9%/M=B,:実践編』 クインテッセンス出版 
    "2003
    年6月。ISBN 978-4874177709。
    。CPP-ACP(リカルデント)が配合されたガムは再石灰化を促進する。水分に溶けやすいリン酸オリゴ糖カルシウム(POs-Ca)が配合されたガムによって1〜2週間でエナメル質の再石灰化が確認された稲葉大輔、 小松久憲 『初期う蝕のマネージメント-う蝕を進行させないために』クインテッセンス出版、2004年8月。ISBN 978-4874178140。15頁。。砂糖が入ったガムは唾液が出ることを促進するため、あまりpHを下げない場合がある。野生動物に虫歯は無い。砂糖がない民族にも虫歯は無いが、砂糖が持ち込まれると急速に虫歯が多発するようになる。砂糖の消費を0にすれば、虫歯の発生も0になる。日本は欧米に比較して砂糖の消費は勝
    /$J$$$,!"虫歯の本数は多い。(エナメル質#破壊の記事にも解説がある)


    [ 飲食の回数とう蝕 ]


    飲食の回数が増加すると、歯垢のpHが低下している時間が長くなる。このため、歯の脱灰が進み、また、再石灰化量が減少するため、う蝕となりやすくなる。


    [ 間食について ]


    厚生労働省によって行われている21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)では、間食としての甘味食品・飲料、特に砂糖がう蝕を誘発するとし、糖類に関する正確な知識の普及と1日3回以上摂取する群の減少を目標としている健康日本21。アメリカ歯科医師会とヨーロッパ小児歯科医師会は、子どもに対して、砂糖を含んだ飲み物を飲む回数を制限することを勧めている。また乳児に対して、睡眠中は哺乳瓶から飲ませないことを勧めているEuropean Academy of Paediatric Dentistry ヨーロッパ小児歯科医師会American Dental Association アメリカ歯科医師会。さらに、母親の口から細菌が感染するのを防止するために、食器やコップを子どもと共有しないことを勧めている。特\xA1
    $K:=E|$,;@$r:n$j=P$9!#4V?)$H$7$F%A%g%3!&%-%c%i%a%k$J$IG4Ce@-$,$"$j!"E|J,$,B?$/4^$^$l$F$$$k$b$N$O$J$k$Y$/Hr$1$?J}$,$$$$!#%/%C%-!
    砂糖を含んだ飲み物、清涼飲料水などを飲み続けたり、口腔内に長く残る飴類をなめ続けるのは良くない。ノンシュガーや代替の甘味料の食品がいい。清涼飲料水には10%前後の糖分が含まれた飲料も多く、スポーツドリンクでも5%前後である食べもの文化編集部『清涼飲料上手な飲み方選び方』芽ばえ社、2003年4月。ISBN 978-4895792677。頻繁に砂糖液で口を洗った場合、pHの最低値が低くなるが、1-2日砂糖を摂取しないだけで改善される『唾液-歯と口腔の健康』 医歯薬出版、1998年1月。ISBN 978-4263453889。94-96頁。。清涼飲料水には酸性度の強い飲料が多く、歯を浸しておくと歯が溶けることが知られている甲原玄秋、堀江弘 「清涼飲料水がおよぼす歯の脱灰作用」『千葉医学雑誌』77(3)、2001年6月1日、145-149頁。ウーロン茶のようなpHが高いものには、歯を溶\xA1
    $+$9:nMQ$O4Q;!$5$l$J$+$C$?。こうした飲料は1分で歯を溶かしはじめる。西口栄子ほか 「清涼飲料水によるエナメル質の脱灰」『口腔衛生学会雑誌』45(3)、1995年7月30日、314-321頁。。歯に信頼マークは口腔内がpH5.7以下にならない食品についているトゥースフレンドリー協会



    脚注






    関連項目



  • 歯科/保存科/補綴科/口腔外科


  • 歯学/口腔細菌学/保存修復学/クラウンブリッジ補綴学


  • 感染症/伝染病/歯髄疾患/歯周病


  • 歯科医師/歯科衛生士/歯科技工士/感染症専門医


  • 21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)/健康増進法


  • 3Mix-MP法/ダイアグノデント/歯の銀行


  • 窩洞



    外部リンク



  • むし歯 114 章 歯の病気 (メルクマニュアル家庭版)


  • 歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020 (日本歯科医師会)


  • 「フッ化物応用の総合的研究」 厚生労働省研究班


  • Dental Cavities